プロフィール
名前：アラーナ オリヴェイラ ルアス / Alana Oliveira Ruas
国籍：ブラジル
生まれ：ミナスジェライス州 テオフィロオトーニ(ブラジル北東部)
職業：ファッションデザイナー
経歴を教えてください
私は、ブラジルのテオフィロオトーニで生まれ育ち、15歳の時に勉強のために都市であるリオデジャネイロに引っ越しました。
大学ではファッションデザインを勉強し、他にも自分のファッションコーデをシェアするためにブログを開設しました。
そのブログはこちら→www.alanaruas.com/blog
ブログを始めてから、ファッションブランドのプロモーションの仕事を依頼されるようになりました。
内容としては、自分のブログでブランドの広告をしたり、ファッションサイトLookbook.nu.で広報活動をしたりするというものでした。
ブランドが送ってきた服装を着て写真を撮り、その写真をソーシャルメディアにあげたりもしていました。
他にも、ファッションプロデューサーとして、雑誌でキャンペーン用のスタイリングなども担当しました。
ファッションデザインを専攻した大学を卒業した後、自分のブランドを立ち上げる事にして、
自分のブランドの服などを売るためにネットショップを立ち上げたり、時々マーケットでポップアップ出店なんかもしました。
日本にはなぜ来たいと思ったんですか？
2016年の終わり頃に、妊娠したんです。その時に、仕事を一旦ストップすることにしました。
そして、夫が仕事で2020年の東京オリンピックに携わることが決まったので、息子を生んでから日本に行くための準備をし始めました。
初めて日本を訪れたのは、2018年の年末で、東京に行きました。その時は自分たちが本当に日本で住めるかどうかを確かめるために3ヶ月間滞在したんです。
私は日本をすぐに好きになり、ここに移ると決めました。
一度、ブラジルに戻って就労VISAを発行した後、2019年11月初めに日本に戻ってきました。
それからは、家事・育児とモデルなどの仕事を両立しています。
息子は、日本の保育園に1週間に3回通っています。
日本での目標などはありますか？
目標ではないかもしれませんが、今年日本でしたいことがたくさんあります。
日本語の勉強や、陶芸、ジムやダンスレッスンもしたいです。
日本での生活はどうですか？
日本に住めてとても幸せです。
私が出会った日本人は、みんなとても礼儀正しくて私に優しくしてくれます。
自国のブラジルと日本ではどのような点が違いますか？
ブラジルでは、時々夜に外を出歩くのが怖い時がありました。私自身、何も怖いことが起きたことはありませんが、ブラジルは日本のように安全とは言えません。
他の大きな違いは、ブラジルでは人に会った時(初対面でも)、相手のほっぺに2回キスをします。
ブラジル人は大きい声で話しますし、話しながら相手の背中を撫でたりもします。
個人的には、ブラジル人の挨拶より日本人の挨拶の方が気に入ってます。
日本人は優しくて、シャイな感じも可愛いです。
日本の良いところ、悪いところについて教えてください
私は日本の色んなところが好きです。人々はファッションセンスがとてもあって、カフェや、ビンテージショップなどもオシャレで大好きです。
他にも、日本のあらゆる商品やサービスは、利用する人のことを考えて細かいところまでこだわっているので、そういったところにも魅力を感じます。
日本の悪いと思うところは、プラスチックの大量消費です。オランダやブラジルに比べても、かなり多いように感じます。
あと、ラッシュアワーの地下鉄は複雑で分かりにくいです。
好きな食べ物は何ですか？
寿司、うなぎ、ラーメンが大好きです。
日本で一番好きな場所はどこですか
一番を決めることはできませんが、近所の龍泉寺というお寺が大好きです。林試の森公園もいつも平和で好きです。
秋葉原、渋谷、新宿を歩くことや、中目黒と代官山のビンテージショップに行くのも楽しいですね。
ーーーありがとうございました。
学生の時にブログを立ち上げたり、自分の力で仕事を獲得し、卒業後に自身のファッションブランドを立ち上げたという素敵な経歴を持つアラーナさん。
そんな彼女の、「日本人がディティールにこだわっているところに魅力を感じる」というお話は、１人の日本国民として嬉しく思いました。
その一方、彼女は日本の悪いところについて、プラスチックの大量消費と答えていて、確かにデータを見ても日本のプラスチック消費量はかなり多く、環境に悪影響を及ぼしていて、2020年の東京オリンピックで世界中の多くの人々が、日本の良いところだけでなく、プラスチック問題のような課題点にも注目しそうだなと感じさせられました。
アラーナさんにお仕事のご依頼がある方は、I.T.Mまでお問い合わせください。
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